看護師が転職をする際のポイント

もし看護師が転職する場合、主に看護師仲介サイトを使う方法と直接病院に仕事の応募をする方法の2つがあります。
今回は、その中から直接応募する場合にフォーカスして、メリット・デメリット、そして注意点をお伝えしたいと思います。

メリットは、すぐに病院側と直接話せるということ。間に誰も入っていないため、見学や面接の日時決定をスムーズに進められ、採用までの時間を短縮できます。
さらに直接訪れることにより、熱意が伝わり好感を持たれて採用される可能性も高くなります。

また病院側からしても、仲介サイトを通して採用した場合は成功報酬が発生するため、直接応募してくれる看護師はありがたい存在だといえるのです。

一方デメリットは、第3者の視点からの病院の様子や雰囲気が分かりづらいことです。
見学や面接に行った場合、病院側からすれば、働いて欲しい一心で良い面ばかりを強調する傾向があり、自分が本当に知りたい情報については聞きづらい場合もあります。その点、仲介サイトでは独自の情報網で内部情報や就業状況を確認することが可能であり、聞きづらい情報も手に入れることができます。

メリット・デメリットを見極めた上で、転職の動き方を決めることをおすすめします。

そして、最後にお伝えしたいのが、直接応募の際の注意点。

まず1つ目は、HPなどで病院の情報を可能な限り調査すること。
できれば、希望する病院を第3希望くらいまで決めておくとベターです。

2つ目は自分の勤務条件を明確に決めておくこと。
常勤か非常勤か、子育て中で勤務時間に制約があるなど、譲れない勤務希望と妥協できる範囲を把握しておかないと入って後悔することになります。

3つ目は、見学や面接に行く時に志望動機、質問事項、希望をはっきり言えるように練習しておくことです。
稀にそのまま採用の話になることもありますが、即決してしまうのは少し危険です。
一旦保留し、何時何時までに返事をしますと伝えるようにしましょう。

転職が成功するかどうかは、事前の準備にかかってきます。自分自身の希望をきちんと整理した上で、転職活動を展開していきましょう。